一生付き合える本 「ぼくは勉強ができない」山田詠美

「ぼくは勉強ができない」

 

 

こんばんはー! 「遊旅」にようこそ!

 

 

今回は、僕の好きな本について紹介したいと思います。

 

皆さんも聞いたことはないでしょうか。

 

山田詠美さんが執筆した「ぼくは勉強ができない」という本です。

 

 

たくさんのサイトや本で紹介されているので見たことあると思います!

 

読もうか迷っている!

という方はぜひこの記事をみていってください!

 

 

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あらすじ

この本は、その名の通り、勉強が全くできない、秀美という男の子の話です。

 

しかし、彼は高校で人気者だし、年上の美人な彼女だっている。

 

だから彼はこう思うようになります。

 

「ぼくは確かに成績が悪いよ。でも、勉強よりも素敵で大切なことがあると思うんだ」

 

と。

 

 

そんな秀美に母と祖父は理解してくれるけど、

 

学校はそんなものわかってくれりゃしない。

 

という悩みを抱えた何とも若々しい考えを持った高校生の物語です。

 

 

この小説がすごいワケ

300ページにも満たないこの短い小説が評価されているのは、

この秀美という主人公の考え方がすごく若くて、いとおしいからだと思います。

 

 

この本の作者、山田詠美さんは、今作家であるが、昔は(当たり前だが)高校生だったのだ。

 

そして、ただの高校生ではなく、秀美と同じである、

「勉強ができない」高校生だったらしい。

 

 

作者が実際に経験したからか、

この秀美は、なんとも感情移入しやすく、

そしてカッコいい。

 

 

そう思えてしまうからだと思います。

 

 

この本を読んでほしい人

 

この本は、もちろん高校生に読んでほしい。

 

そしてぜひともかっこいい高校生になろうとしてもらいたい。

 

 

けれど、この本は、大人の方にも読んでもらいたいです。

 

 

この本の中にはカッコいい、そしてしたたかな大人がたくさん出てきます。

 

秀美の母の仁子や、秀美の先生の桜井先生。

 

そして年上の彼女の桃子。

 

 

僕は高校生なのですが、全員にあこがれてしまいました。

 

 

僕も含めてこの世代は、大人になると皆つまらなくなっちまう、考えがちです。

 

でも、この本を読んで、カッコいい大人になってくれたら、僕たちも頑張って後に続きたいです!

 

 

終わりに

僕は、高校生になるまでに三回くらい読み返しました。

 

大人から見たらすごく短いと思ってしまうような差でも

毎回違う味が出てきました。

 

 

これから読んでいく間にどれくらい違う見方ができるんだろう

 

どれだけ読み返すんだろう

 

どれだけ大切になるんだろう

 

 

そんな考えでいっぱいです。

 

 

皆さんもこの本と一生付き合ってくれたら、

僕はとてもうれしいです!

 

 

 

ではでは、